5月に入りました。[テストブログ]
投稿日時:2017/05/02(火) 16:12
名古屋は緑が眩しく、清々しい風が吹いています。
5月に入りました。
今月のテーマは「運命を自覚し、強運の翼をひろげる」です。
そもそも「運命」とは何でしょうか?
ここ最近、松下幸之助先生の残した言葉や考え方に興味があって、心に入れています。
その一説を御紹介しますね。
昭和54年(1979)8月、松下幸之助から、夜中の1時頃に電話がかかってきた。?
「別に用事はないんやけど。ちょっとイライラしてね。それで、電話したんや。まあ、疲れのほうは、大丈夫や。心配せんでええで。わしは、そう簡単に死にはせんよ。わしは、身体が弱かったからな。何度か、もうダメやなと思うようなことに出合ってきたけどね、その都度、不思議に生きぬいとるんや。
だいたいな、戰(いくさ)しとってな、矢玉が飛んでくる。そのなかで矢玉に当たる大将もおれば、同じようにしていながら、矢玉に当たらん大将もいるんや。わしは、矢玉に当たらんほうや。そういう運命というか、運が強いわけやな」?
(中略)
わしは運命が100%とは言っておらん。90%やと。実は、残りの10%が人間にとっては大切だということや。いわば、自分に与えられた人生を、自分なりに完成させるか、させないかという、大事な10%なんだということ。ほとんどは運命によって定められているけれど、肝心なところは、ひょっとしたら、人間に任せられているのではないか。
たとえば、船があって、自分が大きい船か、それとも小さい船か、それはそれぞれの人にとっての運命かもしれんが、肝心の舵のところは人間に任せられておると。無事その船が大海を渡り、目指す港に着くことができるかどうか。その10%が、その舵の部分であるということやな。
鷹がスズメになろうとしても、スズメが鷹になろうとしても、それは運命であって、変えることはできんな。けど、鷹は鷹なりに、スズメはスズメなりに一生懸命生きる努力はせんといかん。そこに、それぞれが成功する道も開けてくるんやな。だから、運命が、運が90%だから、努力せんでいいということにはならんね。そして努力したから必ず成功すると考えてもあかん。しかし、成功するには必ず努力が必要なんやと。そういうことを、きみ、理解しておれば、自分に与えられた人生を謙虚に受け入れ、かつ力強く歩いて行くことができるよ」。江口克彦著「ひとことの力: 松下幸之助の言葉」P90~92
人生は2つの大きな力の融合にとって構成されていると思っています。
その1つは、「強運の翼」そして「噛み砕く牙」です。
身に起こることは、すべて運命と捉えれば、「何でこうなんだろう?」という自己否定する事はなくなります。
この自己否定する心の反応が「罪悪感やひがみや寂しさ」を生み出すのです。
しかし、この三次元には、噛み砕く牙を持っている人がいます。
ひとつの事象の本質を見抜き、そこからどの方向へ進めば良いかを的確に指示出来る人です。
知恵多き人ですね。
その人と深く関わる為には、「強運という大きな翼」を持っていなければ、深く関わる事が出来ないのです。
それを意識して五月を進んで行きます。
メンタリスト藏本天外